高校を卒業して働き始めてから、友人と初めて泊まり掛けの旅行に行ったのは、群馬県の草津温泉でした。
草津と言えば「お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ」と言うことわざがあるほど有名です。
日本名湯に入る温泉でもあるので、旅行に行くと決めた時から楽しみでなりませんでした。
まず初めに、草津節のメロディーロードが私達を出迎えてくれました。
街中へと進むにつれて車内に香ってきたのは、鼻を突くような独特の強い硫黄の匂いです。
「もう直ぐだ!」と友人と一緒に胸を高鳴らせました。
そして開けた場所へと車を進めれば、目の前には白い湯気を上げる湯畑が!
青とも緑ともとれるターコイズカラーのお湯は、硫黄の匂いを漂わせているとは思えないほど美しかったです。
自分の目で見る湯畑は、テレビや雑誌で見るよりもずっと鮮明に、私達の視界を楽しませてくれました。
駐車場に車を止めて、いざ温泉街の散策です。
「温泉に来たからには絶対に食べなきゃ!」と真っ先に食べた温泉卵はとても美味しかったです。
街中はお土産屋さんがたくさんあり、観光客も大勢いて活気がありました。
温泉は肌をピリリと刺激しますが、湯治に来る理由が分かるほど、どこも良いお湯でした。
宿泊する旅館は少しだけ奮発して、朝晩ご飯が部屋出しの、湯畑を一望出来る和室を取りました。
おかげで夜はライトアップされた幻想的な湯畑を見る事が出来ました。
日程は一泊二日でしたが、思い出いっぱいの旅行になりました。
今度は両親を連れて行きたいと思います。